閻魔王
閻魔王(えんまおう) 亡者を裁く冥界の支配者
閻魔王(梵名ヤマラージャ)は、閻羅王とも書き、古代インドの神話で人類最初の死者とされる。
はじめは天上の死者の楽園に住していたが、やがて下界に移り、死後の世界の支配者となって、もっぱら死者の生前の罪を裁く、死後35日目の裁きを担当する閻魔王庁の主宰者。
閻魔大王は冥土の裁判官として、また地獄界の王、あるいは餓鬼界の王とも言われ、身近でなおかつ死後をゆだねる存在として人々に恐れられる冥府(冥土)の王となった。また、方位を守る十二天として、南方守護の神ともされる。閻魔王は十王の一人で、地蔵菩薩と同体ともされる。
2007年08月24日